銀色(1) ねこねこソフト

 投稿者:オールド・ハワイコナ  01/09/29 Sat 01:05:22

かなこ「はわいこなさん、うずくまって、お腹が痛いんですか?」

はわいこな「かなこさん、胃が重たくて」

かなこ「食べ過ぎですね」

はわいこな「いいえ、そうじゃありません。銀色というゲームをやって、それで‥‥‥」

かなこ「ゲームをやって、胃が重いんですか?(@@)」

はわいこな「はい。このゲームは、ごっつう重いゲームです」

かなこ「どういうふうに?」

はわいこな「このゲームは映画を意識した作りで、フレームがスクリーンの比率なんです」

かなこ「と言うことは?」

はわいこな「モニターの上下に黒い帯みたいなものが出ます」

かなこ「あれあれ」

はわいこな「それとボイスは、英語に切り替えられる事ができます」

かなこ「英語に? でも、それを聞く人って何人いるのかしら」

はわいこな「ええ。聞いても最初だけでしょう。すぐに日本語に切り替えちゃうと思いますよ」

かなこ「あっ、でも、ヒヤリングのトレーニングに使えるかも」

はわいこな「そのために、7千円も出してヒヤリングしますかねぇ」

かなこ「そうだ! ならば、米国に輸出できませんか?」

はわいこな「18禁ゲーを輸出ですか。それ、いいかも」

かなこ「はははは(乾いた笑い)」

はわいこな「はははは(引きつった笑い)」

かなこ「あっ。姉様から電波が来ました。べたな考え休むに似たり、ですって」

はわいこな「相変わらずきついですね」

かなこ「でも、私だけには優しいんです、姉様は(*^^*)」

はわいこな「ごちそうさまです」

かなこ「で、どうなんですか」

はわいこな「映画を意識した作りですから、ジャンルはノベル系と言えます。選択の数も少ないから、淡々と進めるでしょう」

かなこ「ノベル系なら、シナリオが重要ですね。どういう物語なんですか?」

はわいこな「一言で言って、死屍累々!」

かなこ「その4文字で、どれだけ痛いか分かる気がしますね」

はわいこな「シナリオは4章からなっていますが、それぞれ独立しています。時代も違います」

かなこ「完全に切り離されている?」

はわいこな「1つだけ、キーワードがあって『願いを叶えてくれる銀の糸』。これだけです」

かなこ「願いを叶えてくれる銀の糸だなんてロマンチックですね」

はわいこな「ロマンチックって言いましたが、物語は日本のお話です。ボイスに英語モードがあるのに和風ですから、メーカーは妙な所に力を入れているなぁと思いましたよ」

かなこ「舞台は現代を除けば、洋物風のゲームが多いけど」

はわいこな「初音さんも、昔ながらの純和風ですもんね」

かなこ「ええ。亀の甲より年の功。環境における適応能力は抜群のものがあるし」

はわいこな「ああ、それを言っちゃ‥‥。電波攻撃が来ますよ」

かなこ「姉様、ごめんなさい。後でかなこは、姉様のお仕置きを受けます」

はわいこな「お仕置き。うをぉぉぉ。鼻血が‥‥‥」

かなこ「はわいこなさんには、刺激がちょっと強かったみたいですね」

はわいこな「ティッシュで詰めてと。とんとんとん(首の後ろを叩く音)」

かなこ「どうも、脱線が多いです」

はわいこな「対話形式だと、どうも。天巡さんも脱線が多いですし(笑)」

かなこ「それでは第1章から話して下さい」

はわいこな「記憶が薄れているので、正確さに欠けるかもしれませんが」

かなこ「あら? 重いってうずくまっていたのは、つい先ほどですよね?」

はわいこな「あうあう。ツッコミはなしです」

かなこ「はいはい」

はわいこな「第1章は、色町から逃げ出した女の子と、ある峠で旅人を襲って糧を凌いでいた野武士との恋を描いています」

かなこ「いつの時代なんでしょうか」

はわいこな「時代は不明です。ただ、メーカーさん情報だと鎌倉時代のようですが」

かなこ「色町って、なんですか?」

はわいこな「それは初音さんに聞いて下さい。あの人こそ歴史の生き証人みたいな人ですから」

かなこ「あははは‥‥‥。でも、18禁ゲーですから、色町って、なんとなく分かります」

はわいこな「夏の頃に逃げ出して、峠で行き倒れます。野武士はお荷物を背負い込んだ気になります。旅人を襲って握り飯を2人で分け合う‥‥‥」

かなこ「聞いているだけで痛そう」

はわいこな「女の子は言語障害かと思うくらい無口です。色町出身ですが、胸はぺったんこ」

かなこ「ろり〜なんですか。はわいこなさん好みな女の子なんですね」

はわいこな「これは女の子が夜に蛍と戯れるCGなんですが、結末を知るとこのCGは切なさ炸裂です」

かなこ「本当に胸ぺったんこですね。ろり〜というより、はいじ〜、もしくはありす〜ですね。こんな女の子が色町にいなくちゃならないなんて、時の政府は何をやっているのかしら(`へ´)」

はわいこな「胸ぺったんの女の子が色町に、これだけで子供の頃肉の代わりにソーセージが入ったカレーを食べていた私としては痛いです」

かなこ「はわいこなさんって、いったいいくつなんですか?」

はわいこな「突っ込まない下さい。それでなくとも、この年でギャルゲーしているだなんて近所に知れたら恥ずかしいんですから」

かなこ「あははは(^^;;」

はわいこな「ただ『願いを叶えてくれる銀の糸』の記憶がないんです。あったような気もするし、無かったような気も知るし」

かなこ「ゲームを再プレイするとかしなかったんですか」

はわいこな「すみません。私のノート、非力なもんで。それにCDが外付けで音源がCD−DAだとボイスとBGMが一緒にならないんです」

かなこ「それでよくレビュー書く気になりましたね」

はわいこな「うっ。帰ろうかな(ぼそ)」

かなこ「ああ、帰らないで下さいぃ」

はわいこな「はいはい。これ以上はネタばれになるので話しませんが、夏が過ぎれば秋が来て冬が来ますとだけ言っておきます」

かなこ「(うるうるうる‥‥‥)」

はわいこな「寝倉なんてありません。野宿です」

かなこ「(うるうるうる‥‥‥)」

はわいこな「ええっと。第2章の時代は平安時代だと思います」

かなこ「時代が遡るんですか」

はわいこな「主人公は貴族の息子で、優秀なるが故に兄たちがバカに見えてしょうがありません」

かなこ「現代風に言うと、仕事のできるビジネスマンですね」

はわいこな「ええ。で、心配した父親が、他人の気持ちをもっと分かってやらないといけないと言い、その修行のために父親の領地へ赴任させられます」

かなこ「左遷ですか?」

はわいこな「主人公は、ちょっと腐ってしまいますが、ここは親心と取るべきでしょう」

かなこ「なるほど。赴任先に物語があるんですね」

はわいこな「領地には父の守護代がいます。あれ? 地元の神主だったかな?」

かなこ「じぃぃぃぃ」

はわいこな「まあ、その人の娘が主人公をお世話してくれます」

かなこ「その娘と領主の息子との報われない恋ですか?」

はわいこな「う〜ん、恋とは言えないまでもプラトニックなものはあったかもしれません。しかし、話はもっとむごいです」

かなこ「むごい?」

はわいこな「ここで、日本の風習の『人柱』が出てきます」

かなこ「橋が流されないようにとか、堤防が決壊しないように人を生き埋めにする、あれですか?」

はわいこな「これ以上しゃべるとネタばれになるので、ここまでです」

かなこ「でも『願いを叶えてくれる銀の糸』があれば、その娘も人柱にならなくて済むんじゃありませんか」

はわいこな「鋭い指摘です。ただ第2章には出てこなかった」

かなこ「あれまあ」

はわいこな「娘と主人公の会話の中で『願いを叶えてくれる銀の糸』というのがあるらしいとは、あったはずです」

かなこ「はず?」

はわいこな「すみません。記憶が‥‥‥(^^;」

かなこ「そればっかりですね。本当に銀色をプレイしたんですか?」

はわいこな「第3章には出ます。記憶もはっきりしています」

かなこ「ようやくですね」

はわいこな「でも、この第3章が一番重たかったんです」

かなこ「一旦ここで切りましょう。長すぎてカキコできないみたいですから」

はわいこな「え? そんなに長々と書いたかなぁ。でも、了解しました」


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